[ベンガルール(インド) 31日 ロイター] - 米国時間の原油先物は1%超上昇した。世界の一部の地域で供給が引き締まり、米国の経済指標がインフレ鈍化を示唆したことが背景。週間でも2週連続で上昇した。
清算値は北海ブレント先物6月限が1.29ドル(1.6%)高の1バレル=79.89ドル。米WTI先物5月限は1.30ドル(1.8%)高の1バレル=75.67ドル。今週は約9%の上昇となった。
米商務省が31日発表した2月の個人消費支出(PCE)価格指数は伸びが鈍化した。
インフレ減速の兆候は、米連邦準備理事会(FRB)の利上げがそれほど積極的でなくなることを示唆し、コモディティーや株式などのリスク資産に対する投資家の需要を高め、原油価格の支援要因となる。
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