[22日 ロイター] - 22日の取引で原油先物が3%下落。最近発表された底堅い経済指標を受け、米連邦準備理事会(FRB)が積極的な利上げを継続し、経済成長や原油需要を圧迫するという懸念が強まっている。
清算値は、北海ブレント先物が2.45ドル(3%)安の1バレル=80.60ドル、米WTI先物も2.41ドル(3%)安の74.05ドル。
両先物とも清算値としては今月3日以来の安値となった。
FRBが22日公表した1月31─2月1日の連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨で「ほぼ全ての参加者」が、政策金利の引き上げ幅を0.25%ポイントに縮小することが適切との点に同意したことが分かった。同時に「インフレの上振れリスクが依然として政策見通しを形成する上で重要な要因であると指摘」し、「インフレ率が明確に2%に回帰する道筋がつくまで」金利を引き上げ、高水準に維持する必要があるとした。
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