[メルボルン 2日 ロイター] - 原油先物価格は2日、アジア市場序盤の取引で一時5%近く上昇した。トランプ米大統領が、サウジアラビアとロシアが数日以内に原油の価格戦争終結で合意できるとの見方を示したことが支援材料となっている。
0118GMT(日本時間午前10時18分)時点で、北海ブレント先物LCOc1は4%(1ドル)高の1バレル=25.74ドル。一時25.89ドルを記録した。
米WTI先物CLc1は、3.7%(0.75ドル)高の21.06ドル。21.47ドルを付ける場面もあった。
トランプ氏は会見で、ロシアとサウジ双方の首脳と最近話し合ったとし、価格戦争を終結させるため両国が「数日以内」に合意できるとの見方を示した。
また、新型コロナウイルスの感染拡大やロシアとサウジの価格戦争で打撃を受ける石油業界への支援について話し合うため、業界幹部をホワイトハウスに招くと明らかにした。
*内容を追加します。
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