June 11, 2020 / 2:21 AM / a month ago

原油先物は下落、需要回復の遅れと米在庫増で

 6月11日、アジア時間の原油先物は下落。新型コロナウイルスの新たな感染者数増加を受けて、需要の回復が鈍いことに対する懸念が浮上したほか、米原油在庫が過去最高水準に積み上がったことなどが背景。写真はテキサスで昨年11月撮影(2020年 ロイター/ANGUS MORDANT)

[メルボルン 11日 ロイター] - アジア時間の原油先物は下落。新型コロナウイルスの新たな感染者数増加を受けて、需要の回復が鈍いことに対する懸念が浮上したほか、米原油在庫が過去最高水準に積み上がったことなどが背景。

0031GMT(日本時間午前9時31分)時点で、米WTI原油先物CLc1は0.86ドル(2.2%)安の1バレル=38.74ドルに下落。10日の上昇分を吐き出し、一時は38.42ドルまで下落した。

北海ブレント先物LCOc1は0.85 ドル(2.0%)安の1バレル=40.88ドル。

アナリストらによると、4月以降、原油価格が2倍になったことを受けて、トレーダーはネガティブなニュースに売りで反応しがちだという。ANZのアナリストはレポートで「在庫増は需要回復への道筋が困難であることを示しているため、このところ原油価格の上昇は一服している」

米エネルギー情報局(EIA)が10日発表した週間統計によると、5日までの週の原油在庫は570万バレル増の5億3810万バレルと予想外に増加し、過去最高を記録した。輸出が昨年11月以来の低水準に落ち込む一方、サウジアラビアを中心に輸入が増加した。

さらに市場センチメントを悪化させたのは、米連邦準備理事会(FRB)が米経済の回復には長い年月がかかるとの見通しを示したことだった。

FRBは10日、米国内総生産(GDP)は今年6.5%縮小するとしたほか、失業率は年末時点で9.3%になるとの予想を明らかにした。

アクシコープのストラテジストは「短期筋は、経済指標悪化の気配を察すると売りや利益確定に動きがちだ」と指摘した。

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