July 11, 2019 / 2:02 AM / in 8 days

米原油先物が1カ月ぶり高値、メキシコ湾の生産停止拡大や中東緊迫化で

 7月11日、米原油先物はアジア時間に1カ月以上ぶりの高値を付けた。暴風雨接近でメキシコ湾岸沖合の石油・ガス施設の生産停止が広がっていることや、中東での緊張の高まりが背景。写真はテキサス州ヒューストンの石油精製施設内を歩く作業員。2013年3月に撮影(2019年 ロイター/Donna Carson)

[東京 11日 ロイター] - 米原油先物はアジア時間に1カ月以上ぶりの高値を付けた。暴風雨接近でメキシコ湾岸沖合の石油・ガス施設の生産停止が広がっていることや、中東での緊張の高まりが背景。

0055GMT(日本時間午前9時55分)時点で、米WTI原油先物CLc1は0.11ドル高の1バレル=60.54ドル。一時5月23日以来の高値となる60.63ドルまで上昇した。前日は4.5%高で終了した。

北海ブレント先物LCOc1は0.05ドル(0.1%)安の1バレル=66.96ドル。前日は4.4%高だった。

米防衛当局者によると、イラン籍とみられる船舶5隻が10日、ホルムズ海峡で英石油タンカーに接近。船舶はタンカーに停止要請したが、英軍艦の警告を受けて撤退したという。

また、米石油生産会社は10日、暴風雨接近を受け、メキシコ湾岸沖合での石油生産の3分の1近くを停止した。

米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が発表した週間石油統計(5日まで)で原油在庫が減少したことも、相場を支援している。

原油在庫は949万9000バレル減と、減少幅はアナリスト予想(308万1000バレル減)を大きく上回った。製油所の原油処理量の増加が寄与した。

バンガード・マーケッツのマネジングパートナー、スティーブン・イネス氏は「ハリケーンシーズンの早い到来ほど原油価格を支援するものはないが、EIAの統計をみると米原油市場にとってさらにプラスの材料がある」と指摘。「輸入は減少し、輸出は増加する見通しで、製油所の稼働率は今年の高水準だ」と語った。

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