[シンガポール 22日 ロイター] - アジア時間の取引で原油先物は上昇。持続的なドル安に加え、米原油在庫が予想外に減少したことが支援材料となっている。
0021GMT(日本時間午前9時21分)時点の米WTI原油先物CLc1は0.22ドル(0.3%)高の1バレル=65.39ドル。
北海ブレントLCOc1は0.18ドル(0.3%)高の1バレル=69.65ドル。
両銘柄とも3月安値から約10%上昇し、2月上旬の高値に迫っている。
米連邦公開市場委員会(FOMC)では予想通り25ベーシスポイント(bp)の利上げが実施されたうえ、年内3回の利上げ予測が堅持され、ドル指数.DXYが下落。グローバル市場での原油の割安感が増し、需要増につながるとの見方が原油価格の上昇につながった。[nL3N1R34HF]
また米エネルギー情報局(EIA)が21日発表した週間石油在庫統計(3月16日までの1週間)では、米原油在庫C-STK-T-EIAが約260万バレル減少し4億2831万バレルとなった。