[ニューヨーク 10日 ロイター] - 10日の取引で原油先物が下落し、約1年ぶりの安値を付けた。新型コロナウイルス感染拡大による中国の需要減退への警戒感が圧迫した。また、ロシアが石油輸出国機構(OPEC)などとの協調減産の拡大に参画するかが注目される。
清算値は北海ブレント先物LCOc1は1.20ドル(2.2%)安の1バレル=53.27ドル。2018年12月28日以来の安値となる。
米WTI原油先物CLc1も0.75ドル(1.5%)安の49.57ドルと、昨年1月7日以来の安値を付けた。
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