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米原油先物は反発、5月物はプラス圏 ブレンドは下落

[ソウル 21日 ロイター] - 米原油先物はアジア時間で反発。前日に史上初のマイナス圏に落ち込んだ米原油先物5月物はプラス圏を回復、6月物は21ドル台で推移している。ただ、新型コロナウイルス感染拡大を背景にした燃料需要激減を巡る懸念は根強く、北海ブレント先物は下落している。

 4月21日、米原油先物はアジア時間で反発。前日に史上初のマイナス圏に落ち込んだ米原油先物5月物はプラス圏を回復、6月物は21ドル台で推移している。写真はテキサスで昨年11月撮影(2020年 ロイター/Angus Mordant)

0356GMT(日本時間午後0時56分)時点で、米WTI原油先物の期近5月物CLc1は39ドル高の1バレル=1.37ドル。前日は1バレル=マイナス37.63ドルで引けていた。5月物は今月21日が最終取引日。6月物CLc2は0.96ドル(4.7%)高の1バレル=21.39ドル。

北海ブレント先物6月物LCo1は0.20ドル(0.8%)安の1バレル=25.37ドル。

新型コロナ感染拡大防止に向けた制限措置により、世界的な燃料需要が30%減少する中、米オクラホマ州クッシングの原油貯蔵施設はあと数週間で満杯になると予想されている。

オアンダのシニアマーケットアナリストのエドワード・モヤ氏は、米経済の再開は予想よりゆっくりしたものになり、原油価格は低迷局面が続くと予想。「WTI6月物は20ドル台を維持した。5月物からのロールオーバー後も小高く推移する」と述べた。

CMCマーケッツのチーフ市場ストラテジスト、マイケル・マッカーシー氏は「明らかに市場の主な問題は米国の供給過剰と貯蔵能力の不足だ」と指摘した。

石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどの非加盟国で構成する「OPECプラス」は、日量970万バレルの減産で合意したが、5月まで実施されず、減産の規模も、市場の需給バランス回復には不十分とみられている。

ANZリサーチは「OPECプラスの減産合意をもってしても短期的な売りを食い止めることはできないだろう」との見方を示した。

ロイターがまとめたアナリスト5人の予想によると、4月17日までの週の米原油在庫は約1610万バレル増加する見通し。

*内容を追加しました。

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