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原油先物は続伸、熱帯低気圧接近で供給に影響も

 9月14日、アジア時間の原油先物は続伸し、6週間ぶり高値付近で推移している。米テキサス州で2019年撮影(2021年 ロイター/Angus Mordant)

[東京 14日 ロイター] - アジア時間14日の原油先物は続伸し、6週間ぶり高値付近で推移している。米メキシコ湾岸の石油生産が大型ハリケーン「アイダ」の影響から完全に復旧していない中で、新たに発生した熱帯低気圧「ニコラス」が今週、テキサス州の石油生産に影響を及ぼす恐れがある。

0048GMT(日本時間午前9時48分)時点で、北海ブレント先物は0.15ドル(0.2%)高の1バレル=73.66ドル。米WTI原油先物は0.23ドル(0.3%)高の70.68ドル。

米国立ハリケーンセンター(NHC)によると、ニコラスは13日夜にテキサス州沿岸地域に上陸する見通し。メキシコ湾沖の石油プラットフォームから作業員が退避し、陸上の製油施設も襲来に備えている。

米安全環境執行局(BSEE)によると、2週間前に上陸したアイダによる被害で、米メキシコ湾岸の石油・天然ガス生産は13日時点でも40%以上が停止したままとなっている。

ただ、日産証券の菊川弘之氏は、米国で夏場のドライブシーズンが終わり、米国と中国による戦略石油備蓄の放出計画で供給増加の可能性があるほか、イランによる原油輸出再開もあり得ることから、原油価格の上昇は限定的になるとの見方を示した。

米エネルギー省は政府歳入の確保に向け、国内石油会社8社に戦略石油備蓄(SPR)を合計2000万バレル売却することで合意したと発表した。

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