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原油先物は続伸、米在庫が予想に反して減少

原油先物は21日アジア時間の取引で続伸している。米週間石油統計で原油在庫が市場の予想に反して減少したため。写真は原油貯蔵タンク、米オクラホマ州、2020年4月撮影(2021年 ロイター/Drone Base)

[東京 21日 ロイター] - 原油先物は21日アジア時間の取引で続伸している。米週間石油統計で原油在庫が市場の予想に反して減少し、ガソリン在庫も2年ぶり低水準となったことなどが材料視されている。

0040GMT(日本時間午前9時40分)時点でブレント先物は0.17ドル(0.2%)高の1バレル=85.99ドル。

米WTI先物12月限は0.37ドル(0.4%)高の83.79ドル。11月限は0.91ドル(1.1%)高。一時2014年10月以来の高値を付けた。

エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が20日発表した週間石油統計によると、15日現在の原油在庫は前週比43万1000バレル減の4億2650万バレル。市場予想は前週比190万バレル増だった。

ガソリン在庫は前週比540万バレル減の2億1770万バレル。予想以上に減少し、19年11月以来の低水準となった。留出油在庫は昨年4月以来の水準に減少した。

米WTI先物市場は現在、期近物の価格が期先物より高い「バックワーデーション(逆ざや)」状態となっており、市場のタイト化を示している。

先物市場では通常、期近物より期先物の価格が高い。急激な逆ざやは、企業が原油を保管するよりもすぐに売ることを促す。

石油精製各社は、アジアや欧州、米国での需要増加に対応するため生産拡大に動いているが、設備の保守点検や天然ガス価格の高騰が第4・四半期の供給を制限すると企業関係者やアナリストは指摘している。

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