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原油先物は上昇に転じる、協調備蓄放出の効果疑問視

原油先物はアジア時間24日に下落。米国主導の石油備蓄協調放出の発表を受け、世界的な需給逼迫懸念が和らいだ。写真は原油貯蔵タンク、米オクラホマ州、2020年4月撮影(2021年 ロイター/Drone Base)

[東京 24日 ロイター] - 原油先物はアジア時間24日に上昇。序盤は下げていたがプラス圏に浮上した。米国主導の石油備蓄協調放出の効果に投資家は懐疑的。12月2日に閣僚級会合を開く石油輸出国機構(OPEC)とロシアなどのOPECプラスの出方が注目されている。

0742GMT(日本時間午後4時42分)現在、北海ブレント原油先物は0.13ドル(0.2%)高の1バレル=82.44ドル。米WTI原油先物は0.20ドル(0.3%)高の78.70ドル。

楽天証券経済研究所のコモディティアナリスト、吉田哲氏は、協調放出の規模が小さく、投資家は失望したと指摘。石油消費国の協調した取り組みでOPECプラスが増産ペースを落とす可能性があるとの懸念が台頭したと指摘した。

ライスタッド・エナジーのシニア原油市場アナリスト、ルイーズ・ディクソン氏はリポートで、短期的な供給増見通しにより「今後1─2カ月間に相場が人為的に緩む」環境ができたと指摘。しかし、備蓄放出は問題の先送りにしかならず、既に低水準な原油備蓄にさらなる減少圧力が加わるとの見方を示した。

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