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原油先物は続落、FRB大幅利上げによる需要減を懸念

アジア時間の原油先物は続落している。写真は原油貯蔵タンク、米オクラホマ州、2020年4月撮影(2022年 ロイター/Drone Base)

[東京 21日 ロイター] - アジア時間の原油先物は続落している。米連邦準備理事会(FRB)による大幅利上げ継続が景気後退(リセッション)を招き、燃料需要を減退させるとの懸念が背景にある。

0040GMT(日本時間午前9時40分)時点で北海ブレント先物は、前日比0.26ドル(0.3%)安の1バレル=90.36ドル。前日は1.38ドル下げた。

米WTI先物は0.2ドル(0.2%)安の83.74ドル。前日は取引最終日を迎えた10月限が1.28ドル安、中心限月の11月限が1.42ドル安で取引を終えた。

フジトミ証券のアナリスト、田澤利貴氏は、欧米の積極的な金融引き締めが景気後退の可能性を高め、燃料需要が低迷するとの懸念から、市場のトーンは弱気に傾いたままだと指摘。利上げを見込んで原油価格は下落しているため、利上げ発表後は一時的に上昇するかもしれないが、需要減退への懸念から再び下落基調に戻ると予想した。

FRBは20─21日の連邦公開市場委員会(FOMC)で再び75ベーシスポイント(bp)の利上げを行う可能性が高いとみられている。今週はイングランド銀行(英中銀)など他の中銀も会合を開く。

米国石油協会(API)の統計を引用した市場関係者によると、9月16日までの週で米国の原油と燃料の在庫は約100万バレル増加した。ガソリン在庫は約320万バレル増、留出油在庫は約150万バレル増加した。ロイター調査では、原油と留出油の在庫は先週増加し、ガソリン在庫は減少すると予想されていた。

一方、石油輸出国機構(OPEC)とロシアなど非加盟産油国で構成する「OPECプラス」が発表したデータでは、OPECプラスの8月の産油量が日量で目標に対し358万バレル未達だったことが分かり、景気後退懸念が石油価格を押し下げているにもかかわらず、供給がタイトな状況が浮き彫りとなった。

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