[ニューヨーク 11日 ロイター] - 米国時間の原油先物は下落した。この日再開した米中通商協議を巡る懸念が石油輸出国機構(OPEC)主導の供給制限によるサポート要因を上回った。
清算値は、北海ブレントLCOc1が0.59ドル(0.95%)安の1バレル=61.51ドル。米WTI先物CLc1は0.31ドル(0.59%)安の同52.41ドルだった。
米中協議は11日から13日までの予定で次官級の協議がスタート。14─15日には閣僚級の協議を行う。
ただ中国政府は、中国が領有権を主張する南シナ海を米艦船2隻が航行したことを非難。3月1日の期限が迫っている協議に影を落とした。[nL3N2061EU]