[シンガポール 22日 ロイター] - アジア時間の原油先物は小動き。米原油在庫の増加が価格を下押しする一方、石油輸出国機構(OPEC)が減産で合意するとの観測が一定の支援材料となっている。
0051GMT(日本時間午前9時51分)現在、米WTI原油先物は前日終値比0.08ドル高の1バレル=53.71ドル。
米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)の週間石油在庫統計によると、原油在庫は490万バレル増の4億4691万バレルと、2017年12月以来の高水準となった。
OPECは12月6日の総会で減産を検討する見通しだが、イランなど一部加盟国は反対するとみられている。
トランプ米大統領は21日、サウジアラビアがこのところの原油安に貢献していると評価した上で、一段の原油安を望む立場を示した。