[18日 ロイター] - 米国時間の原油先物価格は、9カ月ぶり高値に上昇した。週間でも7週連続の上昇。新型コロナウイルスワクチンの展開やドル安が背景。
米ファイザーが18日、日本におけるコロナワクチンの製造・販売承認を厚生労働省に申請したと発表。またペンス米副大統領は、米モデルナのワクチン緊急使用がこの日のうちに承認されると述べた。
清算値は、北海ブレント先物が0.76ドル(1.5%)高の1バレル=52.26ドル。一時は3月以来となる52.48ドルを付けた。
米WTI先物は0.74ドル(1.5%)高の49.10ドル。一時は2月以来の49.28ドルまで上昇した。
ドルはこの日小幅に反発したが、なお2年半ぶりの安値水準で推移。ドル安になると、ドル以外の通貨を扱う買い手にとって原油など資源価格が割安になる。
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