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原油先物は下落、中国などのコロナ対策強化を嫌気

[メルボルン 28日 ロイター] - アジア時間28日の原油先物は下落。新型コロナウイルス感染拡大抑制に向け、英国が入国規制を強化し、中国も春節(旧正月)の旅行の制限に動いているため、原油需要が低迷するとの懸念が再び強まった。

0228GMT(日本時間午前11時28分)時点で、米WTI(ウエスト・テキサス・インターメディエート)先物は0.12ドル(0.1%)安の1バレル=52.72ドル。

北海ブレント原油先物は0.16ドル(0.3%)安の55.65ドル。

コモンウェルス銀行(CBA)のコモディティー担当アナリスト、ビベック・ダー氏は「市場は需要不安に本格的に目を向けているようだ。何よりも注目を集めているのは中国で起きていることだ」と述べた。

ANZリサーチはリポートで「各国政府がコロナ感染拡大の抑え込みに苦慮しているため、経済状況は引き続き不透明だ」と指摘した。

英イングランドは27日、高リスクと見なされる国からの入国者に10日間の隔離を義務付ける新規則を発表した。海外への渡航も特別な理由がない限り禁止する。

一方、中国交通運輸省は、春節期間中の旅行数はコロナが猛威を振るった前年に比べて15%増えるが、19年比では40%減になると予想している。

ダー氏は、上海発の航空便はすでにキャンセルされていると指摘。「中国が原油相場を支えてきた。中国で問題が起きつつあるならば、需要に本格的にブレーキがかかることになる」とした。

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