[ニューヨーク 10日 ロイター] - 米国時間の原油先物価格は9営業日で上昇し、続伸期間として2年ぶりの長さになった。減産のほか、新型コロナウイルスワクチン普及による需要回復期待が支援した。
米エネルギー情報局(EIA)が発表した週間在庫統計によると、先週の原油在庫は3週連続で減少し、3月以来の低水準となった。
清算値は北海ブレント先物が0.38ドル(0.6%)高の1バレル=61.47ドル。一時は1年1カ月ぶりに61.61ドルを付けた。米WTI先物は0.32ドル(0.6%)高の58.68ドル。こちらも一時1年1カ月ぶりに58.76ドルまで上げた。
北海ブレントはこれで9営業日連続の上昇となり、2018年12月から19年1月までの記録以来の長さ。WTIも8営業日続伸。
※原文記事など関連情報は画面右側にある「関連コンテンツ」メニューからご覧ください
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」