[25日 ロイター] - 原油先物は25日アジア市場序盤の取引で下落。米債務上限問題を巡る不透明感が重しとなっている。
0042GMT(日本時間午前9時42分)時点で北海ブレント先物は0.05ドル(0.1%)下落し、1バレル=78.31ドル。米WTI先物は0.16ドル(0.2%)安の74.18ドル。
米債務上限の引き上げを巡り、バイデン大統領と共和党のマッカーシー下院議長側の交渉担当者による協議が24日も行われた。マッカーシー議長は一定の進展はあったが、幾つかの問題がなお未解決だと述べた。
原油価格は、4月の英消費者物価指数(CPI)が事前の予想ほど鈍化しなかったことにも圧迫された。CPIを受けてイングランド銀行(英中央銀行)の追加利上げが一段と高まった。
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