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米原油先物は20%上昇、北海ブレント横ばい

 4月22日、アジア時間午前の原油先物市場では、米WTI先物が20%上昇し、北海ブレント先物は横ばいで推移。写真はテキサスで昨年11月撮影(2020年 ロイター/Angus Mordant)

[東京 22日 ロイター] - アジア時間午前の原油先物市場では、米WTI先物が20%上昇し、北海ブレント先物は横ばいで推移。新型コロナウイルス流行に伴う燃料需要の減少で原油が供給過剰となり、原油先物は前日までの2日間で急落した。

20日に史上初めてマイナス価格を付けたWTI先物5月限に代わり、22日から中心限月となった6月限CLc1は一時20%上昇。

0034GMT(日本時間午前9時34分)までに2.05ドル(18%)高の1バレル=13.62ドル。

オーバーナイトで24%急落していた北海ブレント先物6月限LCOc1は0.04ドル高の19.37ドル。一時、1ドル以上上げる場面もあった。

アクシコープのストラテジスト、スティーブン・イネス氏は、「世界の原油市場は新型コロナのパンデミック(世界的流行)に伴う一時的だが大幅な需要の減少に直面している」とし、貯蔵能力が限界に近づく中で原油価格は一段と下落する可能性があると指摘した。

原油価格の大幅変動を受け、米先物取引所運営大手CMEグループCME.Oは、米WTI原油先物の証拠金を引き上げた。

米上院が21日に中小企業向けの追加支援や病院への支援を盛り込んだ総額4840億ドルの新型コロナウイルス追加対策法案を可決し、下院で23日に採決される見通しとなったことも、原油価格の支援材料となっている。

また、トランプ米大統領は21日、WTI先物の暴落を受け、国内石油・ガス業界への資金支援策を策定するよう各省庁に指示したと明らかにした。

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