January 2, 2018 / 4:32 AM / a year ago

写真が語る2017年:米バーニングマンで火に飛び込んだ男性

 12月11日、ロイター写真部は、2017年の最も重大な場面を目撃してきた。写真左は、米ネバダ州ブラックロック砂漠で毎年行われる音楽とアートの「バーニングマン」フェスティバルのクライマックスで炎に飛び込んだ男性。9月撮影(2018年 ロイター/Jim Bourg)

[11日 ロイター] - 米ネバダ州ブラックロック砂漠で毎年行われる音楽とアートの「バーニングマン」フェスティバル。そのクライマックスで炎に飛び込んだ男性がいた。2017年を象徴する写真について、ロイター・カメラマンが撮影当時の様子を語る。

撮影したカメラマン:Jim Bourg

9月2日午後10時半、「バーニングマン」フェスティバルでは、巨大な張り子の人形に火を放つクライマックスイベントを見るため、何万人もの人たちが集まっていた。

人形から60メートル以上離れた場所にいたが、炎の熱さがとても強烈だった。突然、右側から悲鳴や叫び声が聞こえた。イベントのセキュリティースタッフと消防士らが、炎のなかへと暗闇を走り抜ける男性を追いかけていた。

この男性は41歳のアーロン・ジョエル・ミッチェルさん。私はカメラを、暗いなかで彼らがミッチェルさんにタックルする可能性に合わせるか、それとも彼が火のなかに飛び込んでしまった場合に合わせるか、瞬時に判断しなくてはならなかった。

消防士が止めようとするなか、ミッチェルさんが炎に向かって走って行く。炎に飛び込むなら、その方が重大だと分かっていたので、そちらに照準を絞った。

ミッチェルさんは残り火の上を行ったり来たりした後、炎の方につまずいたか、あるいは飛び込んだようにも見えた。カメラのレンズは、自身を焼き尽くそうとする炎のなかで身もだえるミッチェルさんを恐ろしいクローズアップで捉えていた。

複数の消防士が炎に飛び込み、勇敢にもミッチェルさんを救出した。ミッチェルさんはカリフォルニア州北部の病院に飛行機で運ばれたが、その夜遅く死亡した。

1週間にわたるこのイベントは、いつもなら楽しい取材だが、今年は恐ろしく、大変な結末となってしまった。

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