December 30, 2017 / 12:04 AM / a year ago

写真が語る2017年:ナイロビ反政府運動で車に催涙ガス

 12月11日、ロイター写真部は、2017年の最も重大な場面を目撃してきた。写真は10月、ケニア首都ナイロビで、政府に抗議するデモ隊に向けて機動隊が投じた催涙ガス弾が、車に飛び込んだのを捉えた1枚(2017年 ロイター/Baz Ratner)

[11日 ロイター] - ケニア首都ナイロビで、政府に抗議するデモ隊に向けて機動隊が投じた催涙ガス弾が、車に飛び込んだ。2017年を象徴する写真について、ロイター・カメラマンが撮影当時の様子を語る。

撮影したカメラマン:Baz Ratner

この写真を撮れたのは幸運だった。10月13日、東アフリカ担当の主任カメラマンと一緒に野党支持者による抗議行動を取材していた。

ナイロビ中心部での集会を禁止した政府の決定に抗議するデモ隊がメインストリートへと向かうなか、私はバイクでその前を移動していた。突然、機動隊が催涙ガス弾を発射する音が聞こえた。デモ隊を阻止するため、ほぼすべての交差点に警官が配置されていた。

私は自分のガスマスクを装着したが、ガス弾の1発が近くの車のなかに飛び込むのが見えた。男性はガスにむせながら窓から身を乗り出し、必死に車から出ようとしていた。

濃いガスの煙で、彼には何も見えていなかった。駆け寄ってドアを開けるのを手伝う際に、なんとか数枚の写真を撮ることができた。男性が誰だかは分からなかったが、後に同僚の主任カメラマンが、野党のCaleb Amisi Luyai国会議員だと突き止めてくれた。

ケニアでの長い選挙期間中、野党支持者による抗議行動がほぼ毎日のように発生しており、警察が催涙ガス弾や実弾射撃でデモ隊を追い散らすことも多かった。一般市民が拘束されることもあった。

この写真を撮る2日前には、混雑したバスのなかに催涙ガス弾が着弾するのを見た。逃げようと必死になった1人の女性が、バス後部の窓から這い出していた。

(翻訳:エァクレーレン)

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below