January 3, 2018 / 2:28 AM / 5 months ago

写真が語る2017年:メキシコ大地震で必死の救助活動

[11日 ロイター] - 9月19日、メキシコ中部を襲ったマグニチュード7.1の大地震は300人以上の命を奪った。2017年を象徴する写真について、ロイター・カメラマンが撮影当時の様子を語る。

 12月11日、ロイター写真部は、2017年の最も重大な場面を目撃してきた。写真は9月、メキシコ中部で発生したマグニチュード7.1の大地震での救出活動(2018年 ロイター/Carlos Jasso)

撮影したカメラマン:Carlos Jasso

この写真は、メキシコ市を襲った地震発生の翌日に、がれきのなかから遺体を回収しようとする救助隊員や兵士、ボランティアや住民たちの救助活動を撮影した1枚だ。

地震を体験したショックから、現場の雰囲気は非常に感情的だったが、犠牲者の発見を助けたいという思いに満ちていた。がれきを除去したり、トラクターを動かしたり、声を聞き逃さないようにジェスチャーを使ったり、水や食料を配ったりと、皆が救助に集中していた。

混乱のなかにも統制がとれているように見えた。偶然にも救助現場の最前線に足を踏み入れたが、混乱のなかを歩くと、治安当局、警察、軍のチェックを全て通過したようだった。

この写真を撮影していたとき、がれきのなかから誰か生存者が見つからないかという希望を抱いていた。

カメラマンとしての私の使命は、起きていることをありのままに表現することであり、この写真は、自然災害に見舞われた地域の努力や希望、悲しみや痛みを伝えていると思う。

地震発生時、私はメキシコ市の市街にいた。地面がかなり激しく揺れたため、完全にショックを受けていた。写真を撮り続けたいと思う一方で、妻に電話で連絡して、娘に会いたいと願っていた。

そこで私はその両方を果たそうとした。写真を撮りながら、娘の学校に向かったのだ。

そこで目にしたものは破壊されたとしか言いようがなかった。建物は崩壊し、車は道路に放置され、けがを負い、ショックを受けた人たちがさまよい歩いていた。ガス漏れだと騒ぐ人もいた。また、託児所に預けられていた子どもたちが入るベッドが道路に並んでいた。

ようやく私は娘と妻と再会した。そして仕事を続けることができた。

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