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金価格が約3カ月ぶり高値、コロナ懸念や米国債利回り低下で

 5月17日、金価格が上昇し、約3カ月ぶり高値を付けた。写真はミュンヘンで2019年8月撮影(2021年 ロイター/Michael Dalder)

[17日 ロイター] - 17日の取引で金価格が上昇し、約3カ月ぶり高値を付けた。米国債利回りの低下や、アジアでの新型コロナウイルス感染拡大を巡る懸念を背景に、安全資産とされる金が買われている。

0318GMT(日本時間午後0時18分)現在、金のスポット価格は1オンス=1852.39ドル。一時は2月10日以来の高値を付けた。米国の金先物は0.7%高の1851.10ドル。

デイリーFXのストラテジスト、マーガレット・ヤン氏は「米国債利回りが低下する一方、シンガポールや台湾、アジア太平洋市場全般で新型コロナの感染再拡大を巡る不安があるもようで、安全資産の需要が高まっている」と述べた。

米10年債利回りはほぼ1週間ぶりの水準に低下しており、金利の付かない金を保有する機会費用が低下した。

シンガポール政府は16日、新型コロナの新規感染者が昨年9月中旬以来の高水準になったことを受けて、19日から小中高校を全て自宅学習に切り替えると発表。台湾は15日、台北市などで新型コロナの警戒水準を引き上げ、新たな集会・移動制限を導入した。

インドでは16日、累計感染者が2470万人近くに達した。

市場では、19日公表の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨が待たれる。金融政策の手掛かりやインフレ高進を巡る発言に注目が集まる。

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