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米首都で人種差別撤廃求める大規模集会、キング牧師の大行進記念

米ワシントンでマーティン・ルーサー・キング牧師が行った演説「私には夢がある」を記念する大規模集会が開かれ、集まった数千人の人々が人種差別と警察による暴力の撤廃を訴えた。写真は28日、リンカーン記念堂前で行われた大規模集会(2020年 ロイター/Andrew Kelly)

[ワシントン 28日 ロイター] - 米国の首都ワシントンで28日、1963年のこの日に米公民権運動の指導者、マーティン・ルーサー・キング牧師が行った演説「私には夢がある」を記念する大規模集会が開かれ、集まった数千人の人々が人種差別と警察による暴力の撤廃を訴えた。

キング牧師は自由を求めて行ったワシントンの行進で、「いつの日か、自分の子どもたちが肌の色でなく、人格によって評価される国に住むという夢がある」と演説。人種差別を巡る抗議活動が全国的に広がる中で開かれた今年の集会では、11月の大統領選挙における投票の重要性のほか、行動主義と黒人市民権運動との関連や、銃による暴力などにも焦点が当てられた。

米国では今年5月、ミネソタ州ミネアポリスで黒人男性ジョージ・フロイドさんが白人警官に膝で首を押さえつけられ死亡する事件が発生。全国的に「ブラック・ライブズ・マター(黒人の命は大切だ)」のスローガンを掲げた抗議活動が広がった。

今週にはウィスコンシン州のケノーシャで、黒人男性ジェイコブ・ブレークさんが警官に背後から撃たれ負傷する事件が発生。抗議活動が続く中、約150人の州兵が派遣される事態となっている。[nL4N2FU0XJ][nL4N2FR32D]

リンカーン記念堂で今年の行進に参加したコラダ・シェルビーさん(49)は、「今年の行進は、フロイドさんの死亡に対する抗議活動の一環として行われているため、特に意味がある。確実に戦い続けるため、行進に参加した」と述べた。

歴史を学ぶ学生のジャマル・ブディックさん(23)は、選挙で選ばれた人々は、フロイドさんとブレークさんの身に起きたことを理解し、二度とこうしたことが起こらないようにする必要があるとし、「われわれに対し長らく否定されてきた人種平等の実現を望んでいる」と述べた。

この日の集会は「コミットメントへの行進─われわれの首から膝を外せ」とのスローガンが掲げられ、リンカーン記念堂で参加者による演説が行われた後、約800メートル離れたキング牧師の記念碑までの行進が行われる。

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