July 5, 2018 / 9:20 AM / 2 months ago

アングル:米中貿易戦争、世界経済を破滅に導く可能性

[ロンドン 5日 ロイター] - 米中間の本格的な貿易戦争は世界経済の破滅につながるかもしれない。米国の貿易に10%の関税が課されその全てが消費者に転嫁された場合、世界経済はスタグフレーションに傾き、企業収益は2.5%押し下げられる可能性があると、ピクテ・アセット・マネジメント(ロンドン)のエコノミストは試算する。

 7月5日、米中間の本格的な貿易戦争は世界経済の破滅につながるかもしれない。写真は英国の港湾で2017年撮影(2018年 ロイター/Peter Nicholls)

しかし、本格的な貿易戦争の副次的な影響を受ける可能性が高いのは、グローバル・バリューチェーンによって一体化している多くの国々の経済だ。

以下のグラフでは、グローバル・バリューチェーンへの参加率を国ごとにランキングで示した。世界貿易機関(WTO)は、輸出品に含まれる対外的な付加価値と他国の輸出品に供給された付加価値との合計をグローバル・バリューチェーンへの参加率と定義している。

このグラフによると、台湾、ハンガリー、チェコ、韓国、シンガポールが、米国や中国ほどではないにしろ、同じように貿易戦争のリスクの影響を受けやすい。

例えば、台湾はテクノロジー業界や半導体業界の中心地であり、富士康工業互聨網(フォックスコン・インダストリアル・インターネット)(601138.SS)など電子機器受託製造業者の拠点となっている。台湾全体の輸出のうち、電子集積回路は40%を占めている。

ハンガリーは欧州連合(EU)以外の最大の貿易相手国が米国であり、自動車業界などを中心とする大型の生産拠点のおかげで投資資金が多く流入している。ハンガリーの2016年の輸出のうち、自動車および自動車部品が最も大きく、全体の15%を占めている。

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