[ワシントン 9日 ロイター] - 米ゼネラル・モーターズ(GM)は9日、カリフォルニア州が独自の排ガス規制を設定する権限を認めることで合意したと明らかにした。トランプ前政権は、同州が独自の規制を設定するのを禁止しようとし、GMなど一部自動車メーカーはそれを支持していたが、2020年11月にGMは方針を転換し不支持を表明していた。
カリフォルニア州の権限を認めることにより、GM車は州公用車の選定資格を得る。
GMはニューサム州知事への書簡で、カリフォルニア州の排ガス規制設定権限を認め、同州の規制順守の方針を示した。
ニューサム州知事は、GMとの合意で、国内随一の同州の気候危機への取り組みが加速すると述べた。
GMは昨年1月、2035年までに乗用車・小型トラックの新車をゼロエミッション車にする方針を発表している。
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