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米GMとフォード、法廷闘争で和解へ 自動運転技術の名称巡り

 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)とフォード・モーターは、フォードが自社の自動運転技術に使用している名称「ブルークルーズ」を巡る法廷闘争について和解することで合意した。写真はGMの自動運転車「クルーズ」。米カリフォルニア州サンフランシスコで2018年9月撮影(2021年 ロイター/Heather Somerville)

[ワシントン 4日 ロイター] - 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)とフォード・モーターは、フォードが自社の自動運転技術に使用している名称「ブルークルーズ」を巡る法廷闘争について和解することで合意した。

1日遅くに裁判所に提出された文書によると、両社は「全ての訴えと反訴の和解手続き」を進めていると通知した。判事は両社が60日以内に和解内容をまとめることを条件に訴訟を終了するとした。これ以上の詳細は明らかにされていない。

フォードの広報担当者は、和解はまだまとまっていないものの、ブルークルーズの名称を使用し続けると述べた。

GMは「(両社は)訴訟と関連手続きを穏便に解決した。現時点でこれ以上コメントすることはない」とした。

GMと自動運転子会社であるクルーズは7月、フォードが自動運転技術にブルークルーズの名称を使用していることを巡り商標権侵害などで提訴し、名称の使用差し止めを求めた。

一方、フォードは8月、GMが取得した商標「クルーズ」および「スーパークルーズ」の取り消しを米特許商標庁に求めると発表していた。

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