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GMとグローバルファウンドリーズ、半導体長期供給契約に調印

 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は2月9日、米半導体受託生産大手グローバルファウンドリーズから半導体の長期供給を受ける契約に調印したと発表した。2021年10月、ニューヨークのタイムズスクエアで撮影(2023年 ロイター/Brendan McDermid)

[オークランド(米カリフォルニア州)/デトロイト 9日 ロイター] - 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)は9日、米半導体受託生産大手グローバルファウンドリーズから半導体の長期供給を受ける契約に調印したと発表した。新型コロナウイルスのパンデミック中に半導体不足が続いて自動車生産が停止したような事態の再発を避ける狙いがある。

グローバルファウンドリーズによると、合意した供給期間は少なくとも3年で、この種の契約は過去に例がない。ニューヨーク州にある同社の工場の生産能力の一部を、GMの主要サプライヤーが必要とする分について独占的に割り当てるという。

バイデン大統領が7日の一般教書演説でその成立を実績として誇示した「CHIPSおよび科学法(CHIPSプラス法)」には、国内半導体産業振興のために半導体製造工場の新設や拡張投資への補助金拠出などが盛り込まれている。

グローバルファウンドリーズのトム・コールフィールド最高経営責任者(CEO)は、GMは半導体製造に対して正しいアプローチを行っており、GMのニーズに見合う生産能力を確保しつつ、工場向けに適切な共同投資をして最大限の経済合理性を発揮しようとしていると述べた。ただ、同社工場においてGMに割り当てる具体的な生産量は明らかにしなかった。

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