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米GM、豪・NZ事業を段階的に縮小 タイ工場を売却へ

 2月16日、米ゼネラル・モーターズはオーストラリアとニュージーランドの販売、設計、エンジニアリング事業を段階的に縮小するとともに、2021年までに「ホールデン」ブランドを廃止すると発表した。また中国の長城汽車がタイの工場を買い取ることに合意したと明らかにした。写真は2017年11月、メキシコの工場で撮影(2017年 ロイター/Edgard Garrido)

[ニューヨーク 16日 ロイター] - 米ゼネラル・モーターズGM.Nは16日、オーストラリアとニュージーランドの販売、設計、エンジニアリング事業を段階的に縮小するとともに、2021年までに「ホールデン」ブランドを廃止すると発表した。米中以外の市場からの撤退をさらに進める。

また、中国の自動車大手、長城汽車(GWM)601633.SSがタイにあるGMの工場を買い取ることに合意したと明らかにした。取引は2020年末までに完了する見通し。

GMは世界中で事業の見直しを進め、利益を上げられない市場からの撤退を加速させており、米国、中国、中南米および韓国への依存度を高めている。

同社のディビア・スリヤデバラ最高財務責任者(CFO)は5日、アナリスト向けのプレゼンテーションで、1桁台半ばの利益率達成に向けた中国以外の海外事業を再構築により「2018年と比べて20億ドルの改善」が見込めると説明した。

説明会に先立ってGMが発表した第4・四半期決算は市場予想を上回ったものの、2020年の利益見通しは横ばいとなった。

タイ工場の売却で、GMは東南アジアでの事業拡大の足掛かりを失うことになる。

GMによると、今回の事業再編で現金・非現金費用11億ドルを計上するほか、タイで約1500人、オーストラリアとニュージーランドで828人の雇用が失われる。

2014年の就任以来、メアリー・バーラ最高経営責任者(CEO)は販売台数や世界的な事業展開よりも利益率を優先する方針をとっている。

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