May 8, 2019 / 8:18 PM / 2 months ago

GM、オハイオ州の工場売却協議 雇用保全でトランプ氏圧力

[ワシントン/トロント 8日 ロイター] - 米ゼネラル・モーターズ(GM)(GM.N)は8日、生産を休止したオハイオ州ローズタウンの工場を電動トラックの車台などを手掛ける米ワークホース・グループ(WKHS.O)に売却することで協議していると発表した。

 5月8日、米ゼネラル・モーターズ(GM)は、生産を休止したオハイオ州ローズタウンの工場を電動トラックの車台などを手掛ける米ワークホース・グループに売却することで協議していると発表した。写真はGMのロゴ。ミシガン州で2015年10月撮影(2019年 ロイター/Rebecca Cook)

GMは昨年11月に北米5カ所の工場の閉鎖と約1万5000人の雇用削減を発表し、批判にさらされていた。

トランプ米大統領はこの日、GMの発表に先立ちバーラ最高経営責任者(CEO)と話した。大統領はツイッターでGMの計画を明らかにし、「オハイオ州にとり素晴らしいニュースだ」と投稿した。

オハイオ州は2020年米大統領選で再選を目指すトランプ氏にとって重要な州であり、GMは大統領の圧力にさらされた格好だ。

トランプ氏は、ワークホースとの取引には全米自動車労組(UAW)の承認が必要になるとしたが、オハイオ州のデワイン知事は記者団に対し「これは一歩にすぎず、先はまだ長い」と慎重な見方を示した。

ワークホースは電動トラックやドローンを手掛ける新興企業で、3月末時点の手元流動性は280万ドル。直近の決算では売上高が36万4000ドル、純損失が620万ドルだった。

ワークホースの関係者によると、同社と同社が少数株式を取得する新会社がまずは「数百人」を雇用して同工場で電動ピックアップトラックを生産する見通しだと語った。

GMが同工場で雇用していた人員は2016年時点で4500人に上っていた。今年3月には残る1500人を削減した。

バーラCEOは、ワークホースにより「ローズタウン工場の50年以上にわたる自動車組み立ての歴史が守られる」と述べた。

8日の米国株式市場でワークホースの株価は215%急騰。GMは0.8%安となった。

GMは8日、オハイオ州の他の3つの工場に7億ドルの投資を行い、追加的に450人を雇用することも明らかにした。

これとは別に、カナダの工場で一部操業を継続することも発表。年内に閉鎖が予定されているオンタリオ州の工場で自動車部品の製造を行うことでカナダの最大労組と合意した。

工場は車両試験にも利用される。GMは、これによって300人の雇用が守られ、将来的に「大幅な追加雇用が創出される可能性がある」とした。

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