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米GMの21年業績、市場予想下回る見通し 半導体不足で

米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)が10日発表した2020年第4・四半期の利益は市場予想を上回ったが、21年の業績は自動車用の半導体チップが不足していることから予想を下回るとの見通しを示した。メキシコ・ラモスアリスペで2019年10月撮影(2021年 ロイター/DANIEL BECERRIL)

[デトロイト 10日 ロイター] - 米自動車大手ゼネラル・モーターズ(GM)が10日発表した2020年第4・四半期の利益は、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)の中、トラックとスポーツ多目的車(SUV)の売れ行きが良かったことで市場予想を上回ったが、21年の業績は自動車用の半導体チップが不足していることから市場予想を下回るとの見通しを示した。

GMは半導体チップの不足により21年の営業利益が15億―20億ドル押し下げられ、100億―110億(1株当たり4.50―5.25ドル)となると見通した。市場予想は1株当たり5.89ドルだった。

半導体チップが世界的に不足していることが自動車生産やキャッシュフローにも短期的な影響を及ぼすと指摘した。

GMのメアリー・バーラ最高経営責任者(CEO)は記者会見で、利益率が高い大型のピックアップトラックとSUVの「生産は減らない」と述べた。ただ半導体チップの供給は「依然流動的だ」と話した。今年の生産スケジュールは守れると述べた。

GMは21年に電気自動車(EV)や自律走行車への支出を増やす計画を示している。設備投資は90億―10億ドルを見込んでおり、そのうちEVと自律走行車への投資が70億ドルを超える。

調整後フリー・キャッシュフロー見通しは10億―20億ドルに引き下げた。

第4・四半期の利益は28億ドル(1株当たり1.93ドル)、前年同期は1億9400万ドル(1株当たり0.16ドル)の損失だった。

20年全体の利益は64億ドルと、19年の67億ドルから減った。20年の営業利益率は7.9%で、北米は9.4%だった。

年末時点のキャッシュ残高は223億ドル、利用していない与信枠を含む流動性は総額で405億ドルだった。

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