[東京 26日 ロイター] - GMOインターネット9449.Tグループは、緊急事態宣言の全面解除を受けて、26日から在宅勤務を継続しながら出社勤務を再開する体制に移行すると発表した。これまで在宅勤務体制を続けてきたが、6月上旬ごろからは週1─3日を目安に在宅勤務を行う体制に変更する。
「WITHコロナ時代」を踏まえて、オフィス環境の整備や従業員の行動様式も策定した。在社時は常時マスクの着用を求め、「3密」回避を徹底。対面での食事を禁止する。会議室の利用は、部屋ごとの利用可能人数以内とし、扉は閉めない。取引先との関係でも、契約は電子契約のみとし、サービスの各種手続きから印鑑の使用を完全撤廃する。
GMOインターネットグループは1月下旬の段階で国内主要拠点の在宅勤務を始めるなど、新型コロナへの早期対応を打ち出してきた。
内田慎一
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