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ゴールデン・グローブ賞、「ラ・ラ・ランド」過去最多7部門受賞

 1月8日、第74回ゴールデン・グローブ賞の各賞が発表され、ロサンゼルスを舞台としたミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」(日本公開2月24日)が作品賞をはじめとする最多7部門で受賞した。写真は男優賞のライアン・ゴズリング(左)、女優賞のエマ・ストーン、監督賞と脚本賞のデイミアン・チャゼル(右)(2017年 ロイター/Mario Anzuoni)

[ビバリーヒルズ 8日 ロイター] - 第74回ゴールデン・グローブ賞の各賞が8日発表され、ロサンゼルスを舞台としたミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」(日本公開2月24日)が作品賞をはじめとする最多7部門で受賞した。

「ラ・ラ・ランド」は売れないジャズ・ピアニストと駆け出し女優の恋を描くロマンチック・ミュージカルで、ミュージカル・コメディ部門の作品賞、男優賞(ライアン・ゴズリング)、女優賞(エマ・ストーン)に加え、監督賞と脚本賞(デイミアン・チャゼル)、作曲賞(ジャスティイン・ハーウィッツ)、主題歌賞と、ノミネートされた7部門すべてで受賞する快挙となった。1つの映画で7部門受賞というのは過去最多記録。

ストーンは「これは夢を追いかける人のための映画です。この世界で最も大事なものは希望と創造性だと思います」と述べた。

ドラマ部門の作品賞は「ムーンライト」(日本公開2017年)が受賞した。若い黒人男性が貧困や自身の性的趣向と格闘しながら成長する姿を描いた作品。

同部門の男優賞には「マンチェスター・バイ・ザ・シー」(日本公開5月)のケイシー・アフレックが選ばれた。女優賞は前評判の高かったジャクリーン・ケネディの伝記映画「ジャッキー/ファーストレディ最後の使命」(日本公開3月31日)のナタリー・ポートマンではなく、「Elle(原題)」の仏女優イザベル・ユペールに決まり、予想外の結果となった。

この日の授賞式で最も劇的だったのは、生涯功労賞を受けたメリル・ストリープ(67)のスピーチだった。ストリープはトランプ次期大統領を名指しすることは避けながらも、最も心が痛んだのは「この国の最も尊敬されるべき地位に座るよう求められている人物が障害のある記者の物まねをした時だった」と述べ、トランプ氏が2015年にサウスカロライナで選挙演説中に、障害のある米紙ニューヨーク・タイムズ記者の動きをまねてからかったとされる出来事に言及した。

「私の心は傷つき未だに忘れることができない。何故ならそれは映画の中の出来事ではなく、現実のことだから」と語った。

政治的な発言は初めて司会を担ったジミー・ファロンからも聞かれた。ファロンは、3時間におよぶ授賞式の冒頭、この賞は「アメリカで一般投票が尊重される数少ない場所のひとつ」と述べ、選挙人による投票でトランプ氏が勝利したものの、一般投票の票数はヒラリー・クリントン氏より少なかったことを揶揄した。

ゴールデン・グローブ賞は、ハリウッド外国人記者協会のメンバー90人以上の投票によって決定する。

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