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ゴールドマン、「殺人的」業務に若手から苦情 CEOが対応策

 3月22日、ゴールドマン・サックス・グループのソロモン最高経営責任者(CEO)は、投資銀行部門の若手社員から殺人的業務に不満が出ている問題で、休日を確保できるよう幹部陣の労働時間を増やし、他部門から増員すると表明した。2013年7月、ニューヨーク証券取引所で撮影した同社のロゴ(2021年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 22日 ロイター] - ゴールドマン・サックス・グループのソロモン最高経営責任者(CEO)は、投資銀行部門の若手社員から殺人的業務に不満が出ている問題で、休日を確保できるよう幹部陣の労働時間を増やし、他部門から増員すると表明した。ソロモン氏が社員に音声メッセージを通じて伝えた対応策を記した書類の内容を、ロイターが22日確認して分かった。

複数のメディアは先週、ゴールドマンの投資銀行部門のある若手グループが今年2月、経営幹部に苦情を申し入れたと報道。それによると、若手社員は目の前の仕事をこなして「非現実的な締め切り」を達成するため毎週100時間近く働き、睡眠は1日5時間にとどまっており、13人の1年目社員を含めたこのグループの半数は職場環境が改善されない限り、夏までに退職する可能性が大きいと訴えたという。

こうした中でソロモン氏は21日、金曜の午後9時から日曜の午前9時まで、特別な場合を除いて社員は働いてはいけないと定めた社内ルールの実行を強化し、少なくとも毎週1日の休日を取得できるようにすると約束した。さらに1月に開始した若手の採用拡大を加速させるとともに、仕事の負担軽減に向けて比較的忙しくない部門から多忙な部門への人員転換を進めるとしている。

ソロモン氏は、苦情を真剣に受け止めており、新型コロナウイルスのパンデミック発生後のリモートワークや、特別買収目的会社(SPAC)関連取引需要の急増に伴うプレッシャーに社員が直面している実情を理解していると述べた。

同氏は「リモートワークの世界では、われわれは1週間ずっと毎日24時間、仕事とつながっていなければならない感覚に陥る。これでは気が休まらないので、われわれは状況を改善する努力を続けている」と強調した。

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