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ゴールドマン、今年の市場の混乱への対応を検証=関係筋

 米金融大手ゴールドマン・サックスが、今年になって市場を揺るがした複数の大規模な問題にどこまで適切に対応できたか検証を進めていることがわかった。複数の関係筋がロイターに明らかにした。写真はゴールドマンのロゴ。ニューヨーク証券取引所で2018年4月撮影(2021年 ロイター/Brendan McDermid)

[ニューヨーク 12日 ロイター] - 米金融大手ゴールドマン・サックスが、今年になって市場を揺るがした複数の大規模な問題にどこまで適切に対応できたか検証を進めていることがわかった。複数の関係筋がロイターに明らかにした。

米投資会社アルケゴス・キャピタル・マネジメントが追加証拠金を支払えず、株式の投げ売りが行われた問題などを、特に法令順守(コンプライアンス)や最良慣行(ベストプラクティス)の視点から検証する。

ビデオゲーム販売のゲームストップ株をはじめ、オンライン掲示板「レディット」への投稿に基づく熱狂的な株式取引や、債券市場で注目を集めた米連邦準備理事会(FRB)による「補完的レバレッジ比率(SLR)」条件緩和打ち切りなどへの対応も検証する可能性がある。

また、今年2月中旬にはテキサス州の異例の寒波でエネルギー市場が混乱し、燃料価格や電力価格が急騰した。

ゴールドマンはコメントを控えている。

同社はアルケゴス問題では多額の利益や損失を出しておらず、デービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)も問題に適切に対処できたと発言しているが、今年は複数の市場でボラティリティーが高まっており、関係筋によると、経営陣はリスクやヘッジの監視を強化している。

大手行は、特に規制当局や政治家の調査対象となった場合、こうした検証を進めることが多い。金融規制当局は、ゲームストップ株の乱高下やアルケゴス問題についてボラティリティーの原因を調査する方針を示している。

関係筋によると、ゴールドマンのコンプライアンス部門は、こうした検証の一環で、昨年後半にアルケゴスとの取引開始に至った経緯を調査。アルケゴスに要求する担保を今年初めに増やしていたと報告した。

このため、野村ホールディングスやクレディ・スイスなどのような損失を回避できたという。

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