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米ゴールドマン、第1四半期利益が予想下回る
April 19, 2017 / 12:20 AM / 8 months ago

米ゴールドマン、第1四半期利益が予想下回る

[18日 ロイター] - 米金融大手ゴールドマン・サックス(GS.N)が発表した第1・四半期決算は、投資銀行部門が底堅かったものの、トレーディング収入がさえず、利益が市場予想を下回った。

 4月18日、米金融大手ゴールドマン・サックスが発表した第1・四半期決算は、利益が市場予想を下回った。写真は同社のロゴ。ニューヨーク市で撮影(2017年 ロイター/Brendan McDermid)

株価は4.7%安で終了した。

1株利益は5.15ドルと、前年同期の2.68ドルから増加したものの、トムソン・ロイター・エスティメーツのアナリスト予想である5.31ドルには届かなかった。

利益は前年同期比80%増の22億ドル、収入は27%増の80億ドルだった。

トレーディング収入は2%減の34億ドル。トレーディング収入が伸びたJPモルガン・チェース(JPM.N)やバンク・オブ・アメリカ(バンカメ)(BAC.N)、シティグループ(C.N)とは対照的な結果となった。

JPモルガンなどの決算はトレーディングの伸びを支えに市場予想を上回っている。

クレディ・スイスのアナリスト、クリスチャン・ボル氏は、ゴールドマンの投資家がトレーディング事業の状態にやや「やきもき」していると指摘。UBSのブレナン・ホーケン氏は「前年の数字など容易に上回ってしかるべきだと批判し「どうも納得いかないし、訳が分からない。こうした受け止め方をしているのは私だけじゃない」と不満を漏らした。

債券・為替・コモディティー(FICC)のトレーディング収入が1.3%増の16億9000万ドル、株式トレーディング収入は6%減。

好調な時期には、ゴールドマンの債券トレーディング収入は60億ドルを超えていた。

    マーティン・チャベス最高財務責任者(CFO)はアナリストとの電話会議で、市場環境は第1・四半期に上向いたものの、ボラティリティの欠如は顧客のトレーディング活動の低下を示していると指摘した。

    投資家の不安心理の度合いを示すシカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ・インデックス.VIXは第1・四半期、金融危機以降の最低水準まで低下。石油価格のボラティリティも数年来の低い水準にある。これは、ヘッジファンドを中心にした顧客による売買が少なかったことを意味している。

    コモディティーの取り扱いが他社に比べて多いこともトレーディング収入の重しとなった。

    投資銀行、投資管理、投資関連融資部門の収入は軒並み増加したものの、トレーディング収入の落ち込みを補うには至らなかった。

    経費は15%増加した。報酬が収入に占める比率は41%と、前年同期の42%から低下したものの、2016年通年の38%からは拡大した。

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