[22日 ロイター] - 男子ゴルフのロリー・マキロイ(英国)が22日、サウジアラビア政府系ファンドが支援する新ツアー「リブ・ゴルフ・インビテーショナル・シリーズ(LIV)」への参加を表明したブルックス・ケプカ(米国)を痛烈に批判した。
メジャー通算4勝、元世界ランキング1位でもあるケプカの鞍替えは、LIVにとってメジャー通算6勝のフィル・ミケルソンやマスターズ王者ダスティン・ジョンソン、全米オープン勝者のブライソン・デシャンボー(全て米国)らに続くビッグネーム参戦となる。
この動きに対し、マキロイはケプカらの批判を展開。「(ケプカのLIV参戦は)驚いたかと言われれば、その通りだ」と語り、「彼らは言ったことと別の行動をするものだから。つまり相当の二枚舌だ」と続けた。
一方、LIVの高額賞金にひかれる選手たちが増えている状況に、マキロイはPGAとDPワールド(欧州)ツアーの連帯の必要性を強調。「私はPGAツアーと欧州ツアーがより密接に協力し、世界最高峰のゴルフイベントが全て同じ傘下にあるような道を切り開くのを見たい」と持論を述べた。
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