[サンディエゴ(米カリフォルニア州) 15日 ロイター] - 男子ゴルフの石川遼は、アマチュア時代の15歳で日本ツアーの最年少優勝を果たしてから14年を経て、自国で開催される東京五輪への出場権獲得を目指すが、実現は厳しい状況にある。
石川は今週の全米オープンで上位進出を果たした場合のみ、マスターズを制した松山英樹に次ぐ2人目の代表として五輪出場権を獲得する可能性がある。
石川は15日の練習ラウンド後、ロイターに対して「今はこのコースに対して自分のベストを尽くすという自分の目標に集中している」とコメント。そして「五輪へはトップ3でのフィニッシュが必要だと思う。誰にとっても厳しい。私のメジャーでの最高成績は20位タイであり、それを更新する20位以内が目標」と述べた。
現在、日本人では世界ランキング15位の松山がトップで、78位の星野陸也が続く。石川は145位で日本人の5位。
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