[5日 ロイター] - 男子ゴルフのケビン・ナ(米国)は4日、PGAツアーから撤退し、サウジアラビアが資金提供する新ツアー「リブ・ゴルフ・インビテーショナル・シリーズ」に参加する考えを明かした。
世界ランキング33位のナは、元世界1位のダスティン・ジョンソン(米国)や元マスターズ・トーナメント王者のセルヒオ・ガルシア(スペイン)らと共に、6月9日にロンドン近郊で開幕する新ツアーの大会に出場する。
PGAツアーは選手が新ツアーに参加した場合はPGAツアーから追放処分の対象になるとしていたが、1日に改めて警告した。
ナはインスタグラムで「好きな所でプレーする自由を求めており、フリーエージェントとしての権利を行使することでその機会を得られる。しかし、PGAツアーの選手であり続けるためには、自分のキャリアにおいてそういった選択の権利を放棄しなければならない」とコメント。
そして「PGAツアー撤退の選択を共有するのは悲しいこと。これは簡単な決断ではなく、軽く考えたわけでもない。今の方針が変わり、再びPGAツアーでプレーできることを願っている」と将来的な復帰を望んだ。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」