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米グーグル、拡張現実アプリ制作ツールを発表 アップルに対抗
2017年8月30日 / 02:59 / 25日前

米グーグル、拡張現実アプリ制作ツールを発表 アップルに対抗

 8月29日、米アルファベット傘下のグーグルは、基本ソフト(OS)「アンドロイド」を採用するスマートフォン(スマホ)向けに拡張現実(AR)アプリを制作できるツール「ARCore」を発表した。写真は同社のロゴとスマートフォン(2017年 ロイター/David W Cerny)

[サンフランシスコ 29日 ロイター] - 米アルファベット傘下のグーグル(GOOGL.O)は、基本ソフト(OS)「アンドロイド」を採用するスマートフォン(スマホ)向けに拡張現実(AR)アプリを制作できるツール「ARCore」を発表した。

ARは現実の風景にデジタルの情報を重ねて表示するもので、スマホ向けに配信されたゲーム「ポケモンGO」で採用され注目を浴びた。

米アップルも6月、「ARKit」と呼ばれるARアプリ制作ツールを発表しており、今秋「数億台」の端末を対象に公開する予定。

グーグルのARツールは当初、韓国サムスン電子の「ギャラクシーS8」とグーグルの自社スマホ「ピクセル」向けに公開する。同社はブログで、1億人以上のユーザーに利用可能とすることを目指していると明らかにしたが、公開時期は設定していない。

グーグルがこれまで開発した「タンゴ」と呼ばれる深度センサーを基にしたAR技術は、端末メーカー2社のみの採用にとどまっている。ARCoreは深度センサーがないスマホでも利用可能となっている。

ただ、同技術をギャラクシーS8とピクセル以外のスマホに広げるには、各種のアンドロイド端末に搭載された幅広い種類のカメラにどのように適用させるか、あるいは端末メーカーに特定の部品を使うよう要請するかどうかを決める必要が生じる。

これに対し、アップルはスマホ「iPhone(アイフォーン)」に使われているハードやソフトを正確に把握しているため、AR技術を活用する環境が整っている。

ジャックドー・リサーチの首席アナリスト、ジャン・ドーソン氏は「アップルがハード、ソフト両方を含む全技術を所有することで、アンドロイドに依存する端末メーカーや部品メーカーなどに対して優位性を得ていることを示す好例だ」と指摘した。

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