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米グーグル、多様性ある検索表示を目指す 偽ニュース対応で

 1月30日、米インターネット検索サイト大手グーグルは、検索結果について「より幅広い視点」の内容を優先して表示する仕組みを導入すると発表。2017年8月、カリフォルニアで撮影T(2018年 ロイター/Mike Blake)

[サンフランシスコ 30日 ロイター] - 米インターネット検索サイト大手グーグルGOOGL.Oは30日、検索結果について「より幅広い視点」の内容を優先して表示する仕組みを導入すると発表した。誤解を生じかねない情報や「偽ニュース」への対応の一環という。

新しい検索結果の表示方法や、声による入力への対応については、まだ決定していないとしている。

グーグルの検索部門担当者によると、利用者が「爬虫(はちゅう)類はペットに適しているか」との質問を入力すると、グーグルのサイトは通常、爬虫類は良いペットとの内容を含む関連性の高いインターネットのページを表示する。ただ、利用者は「爬虫類はペットに適さない」との情報も求めており、そういった内容の情報表示も意味があるとしている。

もし、他の質問に対しても多様な内容の答えを表示できれば、誤りを含む情報から利用者を守ることができるという。

またグーグルは、検索結果が利用者の求めている内容に適合しない場合、分かりやすく知らせる新しい表示方法も検討中だとした。

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