[18日 ロイター] - 米フロリダ州のマイアミ動物園で18日、女家長として君臨したゴリラ「ジョセフィーヌ」が50歳を目前にして死んだ。17日にはオハイオ州のコロンバス動物園で、最高齢の「コロ」が60歳で死んだばかり。
今月に入って、米国の動物園で飼育されているローランドゴリラが死ぬのはジョセフィーヌで3頭目という。6日にはクリーブランドの動物園で32歳の「ビバク」が心臓疾患で死んだ。
17日に死んだメスのニシローランドゴリラ「コロ」は飼育されているゴリラとしては最高齢だったが、前日まで元気な様子だったという。一方、「ジョセフィーヌ」はここ数年弱っていて、検診の結果末期症状で回復の見込みがないことが判明していた。18日に衰弱が激しくなったため安楽死させたという。
ゴリラは野生でも飼育下でも50年以上生きる可能性があるが、実際にそこまで生きるケースはまれという。
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