July 6, 2018 / 6:37 AM / 11 days ago

GPIF、米中摩擦懸念でマイナス運用5.5兆円=1─3月期実績

[東京 6日 ロイター] - 年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が6日公表した運用実績によると、2018年1─3月期は5兆5408億円の運用損が出た。赤字は7・四半期ぶり。米中貿易摩擦への懸念で国内外の株式が下落したほか、外国為替市場でも円高が進行し、リスク資産での損失が目立った。

 7月6日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)が発表した運用実績によると、2018年1―3月期は国内債券(市場運用分)を8000億円程度売り越した。写真は都内で2016年4月撮影(2018年 ロイター/Thomas Peter)

損失額が最も大きかったのは外国株式の2兆6232億円。次いで、国内株式が2兆0121億円、外国債券が1兆0224億円とそれぞれ損失を出した一方、国内債券(市場運用分)は1125億円を稼いだ。

2月以降、米金利の上昇や米国の通商政策を巡る不透明感から、国内外の株式市場が軟調に推移した。記者会見した高橋則広理事長は「(米中)貿易摩擦については、今後の運用環境を判断する上で非常に大きな問題だ」と警戒感を示した。

3月末時点での各資産の構成割合は、国内債券27.50%、国内株式25.14%、外国債券14.77%、外国株式23.88%、短期資産(現金)8.7%となった。

推計によると、GPIFは1─3月期に国内債券(市場運用分)の残高を8000億円程度減らした一方、国内株式は700億円程度、外国債券は1兆8000億円程度、外国株式は2300億円程度それぞれ買い越したもようだ。

17年度通期では、収益額が10兆0810億円となり、年度末の運用資産額は156兆3832億円となった。

*内容を追加します。

梅川崇

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below