[東京 22日 ロイター] - 厚生労働省は22日、年金積立金管理運用独立行政法人(GPIF)の理事長に、元農林中央金庫専務理事の高橋則広氏を起用する人事を発表した。塩崎恭久厚生労働相が4月1日付で任命する。
高橋氏は1980年4月に農林中金に入庫。債券投資部長や開発投資部長を経て、2007年6月に常務理事、11年6月に専務理事を歴任した。15年6月に退任し、同6月にJA三井リースの代表取締役兼社長執行役員に就任した。
GPIFの三谷隆博理事長は、中期計画の途中で退任することになる。以前から健康上の理由で辞意が示されていた経緯を踏まえ、ガバナンス改革案の閣議決定を機に、塩崎厚労相が退任を認めた。
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