March 25, 2020 / 7:10 AM / 2 months ago

〔GRAPHIC〕弱気相場での米株急伸、過去にも例 回復とは限らず

[ニューヨーク 25日 ロイター] - 米株市場は最近、直近の高値から20%以上下げて弱気相場入りしたが、24日は米議会で新型コロナウイルス対策法案の可決が近いと伝わったことで大幅上昇した。

だが、過去のデータを見ると、このような1日限りの大幅上昇が回復基調の始まりとは限らない。

24日にダウ工業株30種は11.4%上昇し、1日としての上昇率は1933年以来の大きさを記録。S&P総合500種は9.38%上昇し、1日としての上昇率は2008年以来の大きさとなった。

ただ、データによると、S&P500が1日で8%以上上昇した直近の20件のうち、13件は弱気相場の最中に起きている。慎重な分析が求められる。

サスケハナ・フィナンシャル・グループのデリバティブ戦略共同責任者、クリストファー・マーフィー氏は「こうした8%急伸は必ずしも健全さのサインではない」と指摘。同氏は24日のノートで、「過去に1日で大幅上昇を記録したケースの一部は弱気相場の最中に起きており、株式が弱気相場にあるときに1日だけ上昇するのは珍しくないと覚えておくことが重要だ」とした。

また、このような1日限りの急伸は株価持ち直しのサインでもない。

例えば2008年10月、市場が急落していた最中にも10%上昇した日が2日あったが、その後は5カ月以上、大幅安に見舞われたというデータがある。

プルデンシャル・フィナンシャルのチーフ市場ストラテジスト、クインシー・クロスビー氏は「今回の株価上昇を受けて、市場が来週か再来週ぐらいに好転するとは言えない」とし、金融及び財政面の対応で低迷の長期化が食い止められるかどうか次第だと指摘した。

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