[25日 ロイター] - 米国で24日までの1週間に確認された新型コロナウイルス新規感染者数は約120万人と、前週(150万人)から21%減少した。1州を除く全ての州で新規感染者数が減少し、新型コロナの入院者数も減った。
ロイターが州や群の報告を分析した。週間の新規感染者数の減少率と減少数としては、どちらも1年ぶりの大きさだった。
新規感染者数が増えた唯一の州はニューハンプシャーで、コロナ流行の中心地となり医療が逼迫しているカリフォルニア州では新規感染者が32%減少した。
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先週の新型コロナウイルスによる死者数は前の週から6.6%減少し約2万1600人となった。人口当たりの死者数が最も高かったのはアリゾナ、アラバマ、ニューメキシコの各州。全米50州で死者数が増えた州は17州に上った。
累計死者数は41万9000人近くと、国内居住者の780人に1人の割合となっている。
ボランティアによる「COVIDトラッキング・プロジェクト」のデータをロイターが分析したところ、コロナの入院患者数の平均は7.5%減の約11万9000人と、8月9日終了週以来の大幅な減少率を記録。
COVIDトラッキング・プロジェクトのデータによると、全米のコロナ検査の陽性率は9.2%で、前週の11.0%から低下し、11月8日終了数以来の低水準となった。
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