September 6, 2019 / 9:15 AM / 10 days ago

〔GRAPHIC〕8月のアジア株、海外投資家は大幅な売り越し 貿易摩擦激化などで

[6日 ロイター] - 7カ国・地域の取引所データによると、海外投資家は8月にアジア株を売り越した。米中が互いに対する新たな関税を発表し、地合いが悪化した。

韓国、台湾、インド、タイ、フィリピン、インドネシア、ベトナムの各証券取引所のデータによると、海外投資家は8月に約112億ドル相当を売り越した。月間ベースの売り越し額としては2018年10月以来で最大。

金融サービス企業IGの市場ストラテジストは、香港で続く混乱や英国が欧州連合(EU)から強硬離脱(ハードブレグジット)するリスクも市場の不安につながったと指摘した。

また第2・四半期のアジア企業の業績がさえない内容だったことも市場の押し下げ要因となった。リフィニティブのデータによると、4─6月期の利益が予想を下回ったアジア企業の割合は55%。

中国のサプライチェーンで重要な部分を占める台湾と韓国の売り越し額は、それぞれ38億7000万ドルと24億9000万ドルだった。

インドの売り越し額は25億ドル。同国の経済成長鈍化や自動車セクターの長引く低迷などが懸念されている。

インドネシアとフィリピンの売り越し額は、それぞれ6億5200万ドルと2億2600万ドル。

ただアジア株は今月は上昇している。米中が10月初旬に予定する通商協議が貿易摩擦の緩和につながるとの期待感が背景。

IGの市場ストラテジストは「ムードの改善が続くかどうかはまだ不明で、投資家は年末まで慎重姿勢をとり続ける可能性がある」と指摘。地政学的な問題を巡る不確実性は、今後より大きな変動が生じる可能性を引き続き示唆している」と述べた。

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