July 23, 2015 / 1:44 AM / 3 years ago

ギリシャ議会、金融支援条件の改革法案第2弾を可決

[アテネ 23日 ロイター] - ギリシャ議会は23日未明、欧州連合(EU)が金融支援交渉再開の条件として求めていた第2弾の改革法案を賛成多数で可決した。

 7月23日、ギリシャ議会はEUが金融支援再開の条件として求めていた第2弾の改革法案を賛成多数で可決した(2015年 ロイター/YIANNIS KOURTOGLOU)

司法と銀行の改革に関する内容で、定数300のうち賛成は230票だった。新EU派の野党が賛成に回った。

与党の急進左派連合(SYRIZA)の議員は、149人のうち36人が反対あるいは棄権に回った。それでも、造反者の数は先週可決された財政改革法案の採決での39人よりも少ない数に収まった。

今回可決された改革法案第2弾には、破綻した銀行の救済費用負担から納税者を保護する目的で2008年の金融危機後に定められた欧州連合(EU)の「銀行再建・破綻処理指令(BRRD)」の国内法への導入のほか、司法手続きの迅速化が盛り込まれている。

一方、早期退職の制限といった年金制度改革や農業者への増税など、最大野党の新民主主義党(ND)が強く反対する政策は含まれていない。このため一部メディアからは政府の改革に対する決意が揺らいでいるとの指摘も上がっている。

欧州委員会のモスコビシ委員(経済・財務担当)は22日、ギリシャ議会が金融支援の条件となる改革法案を可決すると確信していることを示唆した上で、債権団は同国への第3次金融支援について8月後半に結論を出したい考えだと明らかにした。

ギリシャ政府は、今週中に新たな支援協議を開始し、8月20日までの合意を目指すとしている。

22日夜の議会採決を前に、共産党系の全ギリシャ戦闘的労働者戦線(PAME)やギリシャ公務員連合(ADEDY)などの呼び掛けで数千人が議事堂の前に集まり、新たな緊縮策に抗議した。小規模な衝突はあったものの、先週のデモで見られた暴力行為に発展することはなかった。

*内容を追加しました。

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