July 7, 2019 / 11:33 PM / 9 days ago

ギリシャ総選挙、中道右派が過半数の見通し 4年半ぶり政権交代へ

[アテネ 7日 ロイター] - ギリシャ総選挙(一院制、定数300)が7日投開票され、中道右派の野党・新民主主義党(ND)の議席が過半数を獲得し、4年半ぶりに政権が交代する見通しとなった。

NDは、欧州連合(EU)からの金融支援の条件として受け入れた長きにわたる緊縮財政に疲れた国民からの支持を集めて勝利した。新首相に就任する見通しとなったミツォタキス氏は、改革のための権限が与えられたと述べ、投資拡大や減税を表明した。

内務省によると、開票率73%時点でNDは39.6%得票。一方、チプラス首相の与党・急進左派連合(SYRIZA)の得票率は31.6%。

出口調査によると、NDの獲得議席は155─167で、第1党に与えられるボーナス議席を確保する見通し。

ミツォタキス氏はテレビ演説で、選挙結果によりギリシャを改革するための明確な権限を与えられたと述べ「減税や投資拡大、新規雇用、より良い給与と年金をもたらす成長に向け取り組む」と表明した。

一方、チプラス氏は「顔を上げて有権者の評決を受け入れる」と敗北を認めた上で、「今あるようなギリシャにするため、われわれは重い政治コストを伴う難しい決断をしなければならなかった」と述べた。

ギリシャが金融危機下にあった2015年にチプラス氏は政権を奪取した。当初は反緊縮を掲げていたが、選挙直後、EUなどからの金融支援と引き換えに緊縮実行を受け入れ、有権者を失望させた。

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アナリストのTheodore Couloumbis氏は「(今回の結果の)根本的な理由は経済だ」と指摘。「過去4年半の間、国民は改善を実感できず、給与や年金は削減された」と語った。

ギリシャは2018年に金融支援から脱却した。ただ、EUなどはギリシャが再び財政危機に陥らないよう引き続き監視している。経済はプラス成長に戻ったが、失業率は18%で、ユーロ圏内で最も高い。

年金生活をするChristos Mpekosさんは「飢えている人々のために最善を尽くし、若者が国を離れないよう職を生み出す政府を望んでいる」と話した。

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