[アテネ 14日 ロイター] - ギリシャの代表的な女優で歌手のイレーヌ・パパスさんが死去したと、同国文化省が14日明らかにした。96歳だった。
アンソニー・クインらと共演した「その男ゾルバ」や「ナバロンの要塞」など、1960年代の名作映画に出演して人気を博した。
キャリアは半世紀にわたり、カトリーヌ・ドヌーブやジョン・マルコヴィッチと共演した「永遠の語らい」(2003年)で銀幕から引退した。
メンドニ文化相は「堂々として、風格があり、ダイナミックなイレーネ・パパスは、映画や舞台の上でギリシャの美を体現し、ギリシャらしさを放つ国際的スターだった」と声明で述べた。
ギリシャのメディアによると、パパスさんは近年、アルツハイマー病を患っていた。
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